キッチンは毎日食品を扱う場所だからこそ清潔に保っておきたい場所ですよね。
今回はそんなキッチンを清潔に保つために、キッチン掃除で必要な掃除用具をまとめてみました。
定番の掃除用具から、あると役立つ便利アイテムまで色々ご紹介します。キッチン掃除でお困りの方はぜひご覧ください。
目次
日々のキッチン掃除で必要な掃除用具は?
キッチンは食品を扱う場所であるためなるべく清潔に保ちたい反面、水垢など汚れが溜まりやすい場所でもあります。
そのため、必要な掃除用具を準備しておいて汚れが酷くなる前に掃除を行うことが、キッチンを清潔に保つためのポイントと言えるでしょう。
キッチン掃除で必要な掃除用具は大きく分けると
- 洗剤
- ブラシ、スポンジ類
- その他
の3つに分けることができ、これらの道具をしっかりと揃えておくことがキッチン掃除をスムーズに進める鍵になります。
キッチン掃除で必要な掃除用具:洗剤編
まずは、キッチン掃除で必要な洗剤類をご紹介します。
洗剤は市販のものを使うのはもちろん、重曹など洗剤以外のものを流用するのも良いですが、どちらの場合においても大切なのが汚れによって使う洗剤を切り替えるということです。
まず、汚れの種類にはアルカリ性のものと酸性のものがあります。また、洗剤も同じくアルカリ性と酸性のものが存在しています。
これらの汚れはその特性を中和してあげることで落としやすくなるという特性があります。
つまり、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤を、酸性の洗剤にはアルカリ性の洗剤を使うことで特性が中和され、効率的に汚れを落とせるようになるというわけです。
そのため、市販の洗剤を買う時はその洗剤がアルカリ性なのか酸性なのかを確認し、2種類の洗剤が揃うように購入すると良いでしょう。
おすすめの酸性洗剤:クエン酸
もちろん市販の洗剤でも良いですが、クエン酸などの安全な自然由来の成分を洗剤として流用すれば小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使うことができるようになります。
使い方も簡単で、粉末のまま振りかけても良いですし、水に溶かしてスプレーで使用してもOKです。
クエン酸は酸性の洗剤として使うことができるため、主にアルカリ性の汚れに対して効果があります。
キッチン周りのアルカリ性の汚れのは水アカが代表的です。
シンクでどうしても目立ってしまう水垢汚れもクエン酸を使って磨いてあげれば新品のようにピカピカになります。
おすすめのアルカリ性洗剤:重曹
逆に、自然由来の成分でアルカリ性洗剤として使えるものとしては重曹があります。
アルカリ性洗剤が良く効く酸性の汚れは石鹸カスなどがあり、水垢を掃除してもまだシンクに汚れが残っていたら石鹸カスの可能性が高いです。
コンロの油汚れも酸性なので、コンロ掃除にも重曹は役立ちます。
アルカリ性洗剤になるものとしては重曹の他にセスキ炭酸ソーダというものもあり、こちらの方が強力なのでもし重曹で落ちない汚れがあったらセスキ炭酸ソーダを使ってみるのも良いかもしれません。
ちなみに、排水口の掃除には最初に重曹を入れ、その後からクエン酸を入れると泡が発生し汚れを浮き上がらせてくれるため、ヌルヌルした汚れも簡単に落とすことが出来ます。
キッチン掃除で必要な掃除用具:ブラシ・スポンジ編
さて、次にご紹介するのは汚れを落とす際の主役になるブラシ・スポンジ類です。
これらの道具を用意する時に気を付けておきたいのは、スポンジやブラシの硬さや取っ手の長さです。
ものによっては硬い金ダワシなどを使うと傷つけてしまうことがあるので、いくつかの種類を用意しておくと良いでしょう。
キッチン掃除のスポンジを選ぶコツ
シンクなど、傷が付きやすいものなど水回りの掃除ではスポンジが役立ちます。
シンクは表面にコーティングがしてあるため、そのコーティングを落としてしまう硬いブラシでの掃除はNGです。必ずスポンジなど柔らかいものでこするようにしましょう。
普段使用している普通のスポンジはもちろん、水だけでもゴシゴシ汚れを落とすことができるメラミンスポンジなどもおすすめです。
シンク周りの汚れからコンロの油汚れまで、洗剤とメラミンスポンジさえあれば大抵の汚れを落とす事ができるかと思います。
掃除用途で汚れを落とすのに使うと消耗が激しいことがあるので、一応予備を用意しておくのがおすすめです。
キッチン掃除のブラシを選ぶコツ
キッチン掃除に使えるブラシも様々なタイプがありますが、取っ手の長いものを選んでおくのがポイントです。
排水口など手が届きにくい場所でも長い柄が付いているだけでだいぶ掃除がしやすくなります。
また、ブラシの毛は硬すぎるとシンクなどに傷をつけてしまうことがあるため、丁度良い硬さのものを選ぶようにするのがおすすめです。
ブラシでは届かない細かい場所を磨くのには、使い古した歯ブラシや竹串などもおすすめです。
歯ブラシの方が小回りが効くため、蛇口のつなぎ目の部分など普通のブラシでは届きにくい場所も汚れを落としやすくなるでしょう。
歯ブラシが使い物にならなくなったとき、掃除用にストックしておくと後々役立つかもしれません。
キッチン掃除で必要なその他の掃除用具
洗剤でシンクを綺麗にしたからと言って、そこで終わりではありません。
乾いた布で残った水分をふき取ることによって、汚れを残さず仕上げをすることができます。
また、水や洗剤による手荒れが気になる場合はゴム手袋も用意しておきたいところです。
肌が弱い人におすすめ:ゴム手袋
必ずしも必要というわけではありませんが、肌が弱く洗剤で荒れてしまうという方はゴム手袋を用意した方が良いでしょう。
排水口など汚れが酷い場所を掃除する時も、ゴム手袋があれば手を汚さずに済むので気になる場合はあると良いかもしれません。
また、漂白剤などを素手で触れないものを扱う場合にはゴム手袋を絶対に着用するようにしてください。
乾いた雑巾・布類
雑巾やふきん、使わなくなった布類も忘れずに用意しておきましょう。
シンクなど水回りを掃除した後そのままにしておくと、せっかく綺麗にした場所にすぐ水垢が付いてしまいます。
乾いた雑巾などでしっかりと水分を拭き取って乾拭きすることで、シンクを掃除後も清潔かつピカピカに保つことができるでしょう。
また、いらなくなった衣類などを切って貯めて置くと使い捨ての出来る布が出来上がるので掃除の時に役立つこと間違いなしです。
他にはマイクロファイバークロスもおすすめ。
これもダイソーの商品。
— さばこさん (@saba__iwashi) March 10, 2018
猫柄の吸水マットとマイクロファイバークロス。
…そら買ってまうで(=^ェ^=)#猫 #ダイソー #100均 pic.twitter.com/lRprf4gWhi
マイクロファイバークロスは吸水性が高い上、すぐに乾燥してくれるという優れものです。汚れを落とす効果も普通の布よりも高いため、水垢程度なら簡単に落とすことができます。
掃除用ウェットシート
あまりにも汚れが酷い場所や、逆に雑巾などを使うまでも無い汚れに対しては掃除用のウェットシートがおすすめです。
昨日のキャスで話してた年末大掃除にうちで大活躍の2種!
— ひより (@ssginchass) December 30, 2019
こびりついた汚れは100均のステンレスたわしでゴシゴシ!(傷がつかないものに限る)
このセスキのウェットシートは除菌剤入ってるのでコンロと床に使っててAmazonでめちゃくちゃ安く売ってるから定期便でみんな買うべし!! pic.twitter.com/BSg7QqHGG6
コンロ周りの酷い油汚れを拭き取ってそのまま捨てることができるため、普段の掃除がかなり手軽にできるようになるでしょう。
電子レンジやオーブントースター、魚焼きグリルなどの汚れもこれ1つあれば粗方片付いてしまうことも多いので、1つ購入しておくだけで掃除が劇的にラクになるかもしれません。
キッチン掃除で必要な掃除用具まとめ
キッチン掃除で必要な掃除用具は
- 洗剤
- ブラシ、スポンジ類
- その他
です。
ただし、これらが1つずつあれば良いという訳ではなく、場合によって使い分けられるように何種類か用意したり、消耗の激しいものは予備を用意するなどしておくと良いでしょう。
汚れの性質によって相性の良い洗剤も変わるので、何種類か掃除用具があるだけで掃除の効率は劇的に良くなります。
ぜひ今回の記事を参考に、必要な掃除用具に不足が無いかどうかを確認してみてはいかがでしょうか。
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