エアコンの暖房がつかない・効かない!5つの原因と対処法を解説

暖房

厳しい寒さとともに、エアコンの暖房が大活躍する季節がやってきました。

外から帰宅したら真っ先に暖房の電源を入れるという方も多いのではないでしょうか?

そんな時、「暖房がつかない・なかなか効かない」なんてことがあると、「もしかして故障?!」と焦ってしまいますよね。

中には送風や冷房はつくのに、暖房だけつかないといったケースも!

そんなお悩みを解決すべく、今回は暖房がつかない原因とその対処法について解説します。

冷房はつくのに暖房がつかない!

エアコンとリモコン

メーカーや機種によっても異なりますが、多くの家庭用エアコンには【冷房・暖房・送風・除湿】の4つの運転モードがあります。

冷房・暖房・除湿運転時は、エアコン本体と室外機それぞれにある熱交換器を使って、空気を温めたり冷やしたりします。

一方送風運転時は、風を送って空気を循環させるだけなので、熱交換器を使用しません。

このように送風運転とそれ以外では運転の仕組みが全く違うため、本体や室外機が故障すると、冷房・暖房・除湿の3つのモードが正常に機能しなくなるということがほとんどです。

それにも関わらず、暖房だけつかない・効かないといったことが起こるのはなぜなのでしょうか?

暖房運転には時間がかかることも

実は暖房は、外の気温や天候によって動き出すまでに時間がかかることがあります。

その理由は、室外機に発生した霜です。

気温が急激に下がると、室外機の表面や内部の熱交換器に霜が付着します。

霜が溜まった室外機は空気をうまく吸い込めず、暖房運転がストップしてしまうというわけなんです。

霜取り運転中は暖房がつかない

最近は霜取り運転(除霜・デフロスト運転)が搭載されたエアコンも増えてきていますが、これが自動でとまるまで暖房は動き始めません。

氷点下に近い日や雪が降っている時は、霜取り運転に20分ほどかかることも。

そのため「電源を入れたのに暖房がつかない!」と勘違いしてしまっているケースもあるかもしれませんね。

エアコンの暖房がつかない5つの原因と対処法

暖房運転

エアコンの暖房つかない時に考えられる原因は5つあります。

運転異常=故障とは必ずしも言い切れないので、1~5までの原因を1つずつ確認して、適切に対処していきましょう。

原因1.リモコンの異常・操作ミス

まず最初に確認すべきなのが、リモコンの異常・操作ミスです。

電池切れが近づくとボタンの反応が鈍くなり、ボタン入力がエアコン本体に正しく送信されなくなります。

そのためエアコン本体がリモコンの入力情報を受信できず、誤った指示で運転してしまっていると考えられます。

対処法

新品の電池に交換して、暖房の電源を入れ直してみましょう。
ちなみにリモコンの電池はアルカリよりもマンガンがおすすめです。
アルカリ電池は液漏れを起こしやすいため、リモコンの故障リスクが高くなります。

電池交換しても直らない場合は、リモコン自体が故障してしまっているのかもしれません。
エアコン本体にある応急運転ボタンを押して、暖房が動くか確認してください
問題なくつくようでしたら、リモコンの買い換え・修理をおすすめします。

原因2.エアコンの設定

温度や風量、風向きの設定によって、暖房の風が少ない、出ていないと感じることがあります。

またエアコンによっては、風が人体に直接当たらないようにする風除けモードが搭載されているものがあります。

対処法

エアコンの送風口に手をかざして、風の強さや温度を直接確認してください。
弱い風が出ているようであれば、設定温度と風量を上げることで、運転が再開するかもしれません。

また省エネ設定や10℃以下暖房等、暖房運転を自動でセーブする設定がオンになっていることもあります。
一時的に設定を解除して様子を見ましょう。

原因3.フィルター・熱交換器のホコリ汚れ

エアコン内部にホコリが溜まると、フィルターや熱交換器が目詰まりを起こして空気がうまく循環しなくなります。

運転効率は徐々に落ちていくため、エアコンが完全に止まってしまうまで異常に気付かなかったというケースもよくあります。

対処法

エアコンフィルターは月に1~2回の頻度で掃除しましょう。
定期的なフィルター掃除には、運転効率の維持はもちろん、電気代の節約やエアコンの寿命を長持ちさせるというメリットもあります。

フィルターのホコリを放っておくと、手が届かない内部の熱交換器にまで汚れやカビが溜まってしまいます。
熱交換器は自分でお手入れすることができないため、必ずプロの業者にエアコンクリーニングを依頼しましょう。

原因4.エアコン本体の故障・異常

1~3の対処法を試しても改善されなかった場合、エアコン本体の故障を疑いましょう。

エアコン内部には数十種類ものパーツが複雑に絡み合っていて、その内の1つでも異常が起きたら完全に運転停止することもあります。
冷房や除湿、送風は正常に動くのに暖房だけつかない場合は、リモコンの受信装置や、冷房と暖房を切り替える弁に異常が起きているのかもしれません。

対処法

一時的な異常・誤作動であれば、エアコン本体を再起動することで直ることがあります。

まずは電源プラグを抜いて、1分程経ったら再度電源を入れてみましょう。

それでも改善が見られなければ一旦エアコンの使用を停止して、原因5の確認・対処法を試してみてください。

原因5.室外機の故障・異常

エアコン本体ではなく室外機に異常がある可能性があります。

室外機にはエアコンの原動力であるコンプレッサーや熱交換器が内蔵されていて、これらが故障するとエコアン本体も動かなくなってしまいます。

対処法

枯葉やゴミ、虫などの異物が詰まることで室外機のファンがストップすることがあります。
また、室外機付近に雑草や雪などの障害物があると、空気の排出ができなくなって運転が止まります。

エアコン本体を再起動しても改善しない時や、室外機の異音・騒音が気になる時は、室外機のゴミ詰まりや周辺の障害物を取り除いて様子を見ましょう。


1~5の対処法を試しても暖房運転が復活しない場合は、点検・修理の手続きへと進んでください。

暖房が効かない!効率的な部屋の暖め方

サーキュレーター

さて最後に「暖房はつくけど効かない」「部屋がなかなか暖まらない」

そんな時に試してもらいたい、効率的な部屋の暖め方を5つご紹介します。

1.部屋を予熱しておく

寒さが厳しい日は室外機に付着した霜を溶かす必要があるため、暖房が動き出すまで時間がかかります。

起床時間の30分~1時間程前にタイマー運転を入れておくなどして、予め部屋を暖めるよう心掛けましょう。

設定温度まで達すると消費電力は自然と抑えられるため、1時間はやく付けたからといって電気代が一気に上がってしまうというほどではありません。

2.風向きを下向きにする

暖まった空気は上へ上へと上がっていく習性があります。

風向きを下向きにして、部屋の下の方を暖めてみましょう。

足元が温まると体感温度がかなり変わってきます。

3.サーキュレーターを設置する

サーキュレーターには、空気の循環を促す効果があります。

上に溜まった暖かい空気を下の方へと循環させることで、室内の温度が均一になって、部屋全体が温かくなりますよ。

4.加湿器を併用して湿度を上げる

乾燥しがちな冬には、加湿器との併用がおすすめです。

同じ設定温度でも、湿度が高い部屋の方が温かく感じます。

ただし、エアコンが加湿器の水蒸気を吸い込むとカビや故障のリスクが高くなるため、エアコンから距離をとって設置するようにしましょう。

5.窓に断熱材や内窓を付ける

大きな窓には内窓を付けると、部屋の断熱効果が一気に上がります。

「内窓はハードルが高い」という方は、断熱シートや断熱カーテンが気軽に使えておすすめ!

ホームセンター等で購入することができます。

まとめ|エアコンの暖房がつかない原因とその対処法

エアコンの暖房は、その日の気温や天候でつくまでに時間がかかることがよくあります。

また霜取り運転が付いているエアコンは、暖房に切り替わるまで20分近くかかることもめずらしくありません。

30分以上経っても暖房がつかない場合、不具合や異常を起こしてしまっている可能性が高いですが、それでも故障と決めつけるのは尚早です!

本体の再起動やフィルター掃除で直ることも十分あり得るので、今回ご紹介した対処法を慌てずに1つずつ試してみてくださいね。

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