エアコンフィルターの掃除で電気代を節約!掃除方法や頻度の目安は?

エアコンフィルター

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「エアコンのフィルター掃除は定期的に―」

とは言うものの、エアコンの使用頻度や環境によって汚れ具合も様々です。

実際どれくらいの頻度でお掃除すべきなのか迷ってしまいますよね。

今回はそんなお悩みを解決すべく、効果的な掃除方法や頻度の目安についてまとめました。

フィルター汚れの原因であるホコリやカビをすっきり落として、電気代の節約にも繋げちゃいましょう!

エアコンフィルターの汚れ、放置していませんか?

ホコリが溜まったフィルター

エアコンフィルターのお掃除ってどれくらいの頻度でされていますか?

「カビ臭くなってきたら」「空気がホコリっぽく感じたら」掃除の目安は人それぞれあるかと思います。

しかし、実はこんな症状に気付いた時には時すでに遅し!

カビやホコリを部屋中にまき散らしてしまっているかもしれません。

フィルター汚れがもたらすデメリット

フィルター汚れの正体は、ホコリとカビです。

ホコリやカビが溜まったままのエアコンを使い続けると、下記のリスクをもたらします。

  • 鼻炎・目や皮膚の痒み等のアレルギー症状
  • 咳や肺炎、息苦しさ等の呼吸器疾患
  • シックビル・シックハウス症候群等の体調不良
  • 冷暖房の効きが悪くなる
  • 電気代が高くなる
  • エアコンが故障しやすくなる

カビはアレルギー症状や呼吸器疾患に加え、頭痛や倦怠感等の全身の体調不良を引き起こします。

また、ホコリが溜まったエアコンは運転効率が落ちるので、冷暖房が効きづらくなってしまいます。

そんな状態で無理に運転を続けると、消費電力が増えて電気代が上がったり、最悪の場合エアコンが故障してしまったりする恐れもあります。

エアコンフィルターの掃除頻度の目安

ではエアコンフィルターはどれくらいの頻度で掃除するのが良いのでしょうか?

エアコンは設置環境や使用頻度によっても汚れ具合が変わるため一概にはいえませんが、目安は1ヵ月に1~2回。

2週間に1度のペースで掃除を行うと、ホコリはかなり溜まりづらくなりますよ。

ただし、下記の様なケースには要注意!

  • 長時間付けっぱなしのエアコン
  • 型の古いエアコン(10年近く使っているエアコン)
  • キッチンの近くにあるエアコン

このようなエアコンは、たった1週間程でもかなり汚れが溜まってしまいます。

とくにキッチンから近いところに設置されたエアコンは、食べ物の油分を吸い込んだり、臭いが付きやすくなったりしてしまうので、できれば毎週フィルター掃除を行うのが理想です。

効果的なフィルター掃除の方法

浴室のシャワー

さて、ここからはエアコンフィルターの掃除方法について説明したいと思います。

フィルターは自宅にあるグッズを使って誰でも簡単に掃除できます。

必要な道具はこれだけです。

掃除機・新聞紙・タオル・古い歯ブラシ

汚れや臭いが気になる時は、下記の内のどれかがあると便利です。

中性洗剤・重曹・セスキ炭酸ソーダ

では、具体的な掃除の流れを見ていきましょう。

1.フィルターのホコリを落とす

新聞紙を床に敷いて、エアコンのフロントパネルを開きます。

次に掃除機やハンディクリーナーを使って、フィルターを付けたままホコリを吸い込んでいきます。

目に付く大きなホコリだけで結構ですので、大体取り除いたらフィルターをそっと外してください。

新聞紙の上に置いて、さらに細かい所まで掃除機をかけていきます。

その際、フィルターを裏返さないように注意しましょう。

裏側から吸い込むと目詰まりを起こしてしまうので、必ず表面にして行うのがポイントです。

2.浴室で水洗いする

次に、浴室でさらに細かい汚れを落としていきます。

今度はフィルターの裏側からシャワーをかけて、水圧を利用しながら細かなホコリを洗い流していってください。

フィルターの目詰まりが気になる場合は、古い歯ブラシ等を使って優しくこすってあげるとスッキリしますよ。

さらに油汚れや臭いが気になるようであれば、30分~1時間ほどつけ置きするのもおすすめ!

先ほどご紹介した中性洗剤・重曹・セスキ炭酸ソーダの内1種類をぬるま湯で薄めて、フィルターを浸します。

つけ置き後は成分が残らないように入念に水洗いしましょう。

3.しっかり乾かしてカビ予防

水洗い後は乾いたタオルでしっかり水気を拭き取って、陰干ししてください。

直射日光やドライヤーで乾かすと、フィルターが傷んだり変形したりする恐れがあるため、必ず日陰で乾かしましょう。

フィルターが乾いたらエアコンに戻して、念のため30分ほど送風運転を行います。

万が一フィルターに水分が残っていたとしても、このひと手間で完全に水気を飛ばすことができます!

自分で落とせない内部の汚れはプロにお任せ

綺麗なフィルター

エアコンは本来、内部に汚れが溜まりづらい構造になっています。

最近はお掃除機能付きエアコンが普及し、フィルター掃除の必要性を感じないという方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし実際は、定期的に掃除しているエアコンやお掃除機能付きエアコンでも、長年使用すると汚れは少しずつ蓄積されていっているんです。

フィルターでもガードできないほどの微細なホコリは、内部の熱交換器に付着し、しつこいカビや汚れの原因となります。

エアコン内部の熱交換器は自分で掃除することができないので、プロの業者にエアコンクリーニングを依頼しましょう!

年に1度のエアコンクリーニングで節約効果大!

エアコンクリーニングの頻度の目安は、1年に1回です。

新しいエアコンやお掃除機能付きエアコン等、2年に1回でも十分なケースもありますが、基本的には

冷暖房の使用が落ち着く時期に毎年行うことが望ましいです。

初夏~真夏にかけてはエアコンクリーニングの需要が一気に増えてしまうので、できれば予約が取りやすい春か秋に依頼するのがポイントです!

エアコンは1ヵ月にかかる電気代の大部分を占めている電化製品なので、定期的にメンテナンスするとかなりの節約に繋がりますよ♪

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まとめ|フィルターの掃除方法と頻度の目安

カビ臭さやホコリっぽさが気になるようなら、エアコン内部にはすでにかなりの汚れが溜まっていると考えられます。

カビは深刻な健康被害の原因となるため、小さなお子さんや高齢者、アレルギー症状をお持ちの方がいるご家族はとくに注意しましょう。

フィルター掃除の頻度の目安は2週間に1回です。

今回ご紹介した掃除方法を参考に、フィルター掃除を習慣化されてくださいね。

さらなる節約効果を期待するなら、1年に1回のエアコンクリーニングも忘れずに!

経験豊富なプロによる安心・安全なお掃除で、快適な生活を手に入れましょう♪

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