エアコンクリーニングの頻度の目安は、1年に1回と言われています。
その際、室外機込みのサービスを頼むか悩まれる方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
室外機の掃除は自分でするのは大変ですが、本当に必要なのか判断するのは難しいものです。
今回はそんな室外機掃除の必要性や、頻度の目安についてまとめました。
目次
室外機の掃除って本当に必要?
エアコン本体は定期的に掃除されている方でも、室外機の掃除はエアコン購入以来一度もやっていないという方も多いかもしれません。
そもそも室外機は庭やベランダなどの屋外に設置するものなので、基本的には頻繁に掃除しなくても正常に運転できるノーメンテナンス設計になっています。
またエアコンから送り出される風は室外機を通していないので、室外機に溜まった汚れが室内に流れ込むこともありません。
室外機の掃除が必要なのはこんな時
とはいえ室外機の振動や「ガタガタ」「キュルキュル」といった騒音が生じると、「もしかして故障?」と不安になってしまいますよね。
防振マットを設置したり、固定方法を変えたりといった騒音対策も有効ですが、それでも収まらない場合は、室外機の内部にゴミが詰まって不具合を起こしている可能性が考えられます。
手が届く範囲で掃除できない場合は、室外機を分解して掃除を行う必要があります。
室外機の分解を自分で行うのは非常に危険なため、必ずプロの業者に依頼しましょう。
エアコンクリーニングには室外機込みの掃除プランあり!
エアコンクリーニングの掃除範囲は本体のみであることがほとんどです。
しかし、実績豊富な大手業者はどこも室外機込みのオプションサービスを設けているため、追加料金さえ支払えばエアコン本体と室外機の掃除を一緒に依頼することができます!
室外機掃除のオプション費用相場は?大手業者を比較
業者名 | エアコンクリーニング料金 | 室外機掃除のオプション料金 |
---|---|---|
おそうじ本舗 | 12,100円 | 5,500円 |
ダスキン | 14,300円 | 非公開 |
カジタク | 13,200円 | 6,600円 |
おそうじ革命 | 9,980円 | 通常:3,300円/大型:9,900円 |
ベアーズ | 14,190円 | 5,500円 |
ダスキン以外の4社は、公式サイトに室外機掃除のオプション料金が掲載されていました。
室外機の大きさにもよりますが、通常サイズの室外機でしたら追加料金3,300円~6,600円ほどでサービスを受けられるようです。
エアコンクリーニングの基本料金と合わせても、2万円以内には収まる価格帯となっています。
室外機の掃除を一緒に頼む3つのメリット
エアコンクリーニングだけでも十分違いは感じられるかと思いますが、室外機の掃除を同時に行うことでさらに高い効果を実感できます。
室外機込みのエアコンクリーニングのメリットは、主に3つあります。
1.セット価格でお得に依頼できる
室外機掃除の料金は、エアコンクリーニングに追加する前提で設定されています。
室外機の清掃だけを行う業者もありますが、単体で頼むと費用が高くなるため、セットで頼んだ方が圧倒的にお得です!
作業時間もエアコンクリーニングの作業時間+30分~1時間程しかかからないので、本体と室外機両方の掃除が1日で済むというのもポイントですね。
2.運転効率がアップし、節約になる
エアコンクリーニングによって本体内部の汚れを落とすと、空気の流れがスムーズになり運転効率が上がります。
冷暖房の効きが良くなるので無駄に電力を消費する必要がなく、電気代の節約にも繋がるというわけです。
これは室外機でも同じです。
室外機は外に設置しているので、葉っぱや虫などの異物やゴミを吸い込みやすくなっています。
これを取り除くだけでも、騒音や振動が収まったり運転効率がアップしたりといったメリットが!
業者に依頼するとホコリや苔が付着した熱交換器の洗浄までしてもらえるので、電気代もさらに安くなります。
3.室外機掃除のアドバイスを聞ける
室外機の掃除って何から手を付ければいいのかイメージが沸きづらいですよね。
型番や設置場所、周囲の環境等によっても、手入れのポイントや注意事項は変わるため、プロの目によるアドバイスをもらえる機会はとっても貴重です。
また室外機の振動や騒音は、設置場所や固定の仕方で改善される場合もあるため、より良い設置方法について聞いておくのもおすすめです。
室外機込みのエアコンクリーニング、頻度の目安は?
エアコンクリーニングの頻度の目安は1年に1回ですが、毎年室外機込みで行う必要はありません。
特に不具合を感じない限りは、手が届く範囲内のお掃除で十分とも言われています。
その際は、室外機の足元にあるゴミやクモの巣を払ったり、周辺の雑草を刈り取ったりするだけでも効果は期待できます。
ただし、室外機を外から見たときに明らかにゴミが溜まっていたり、振動や騒音が気になったりする場合は、無理に分解しようとせずプロに依頼しましょう。
自分での掃除は、半年から1年に1回
業者に依頼して行う分解掃除は、室外機の状態を見て判断
これが室外機掃除の頻度の目安です。
6~8月はエアコンクリーニングの需要が増えて予約も取りづらくなるため、おすすめのタイミングは春か秋です。
この時期はキャンペーンなどで通常価格よりもお得なサービスを受けられることもありますよ!
まとめ|室外機込みのエアコンクリーニングは意外とお得!
今回は、室外機掃除の必要性についてお届けしました。
室外機は元々外の雨風に耐えられる丈夫な構造になっていますが、長年使うとどうしてもゴミや異物が内部に入り込んでしまいます。
室外機に異物が入ったままエアコンを使い続けると、運転効率が下がって無駄な電気代がかかるので、日頃から室外機の状態をチェックしておくことが重要です。
料金相場も5,000円前後とお手頃なので、エアコンを買ってから一度も室外機を掃除したことないという方は、点検を兼ねて一度プロに掃除してもらうのもいいかもしれませんね。
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