エアコンの分解、洗浄クリーニング方法―自分でできる?業者に頼む?

エアコンの分解

面倒なエアコンを掃除―。

せっかくやる気を出してエアコンの前面パネルを開いたのに、フィルターや吹き出し口ぐらいしか手が届かず、もどかしさを残したままエアコン掃除を終えるという経験をした方も多いのではないでしょうか?


今回はそんなエアコン掃除にお悩みの方へ向けて、エアコンの分解、洗浄クリーニングについて解説します。

エアコン分解は自分できるのか、それとも業者に依頼すべきなのかそんな疑問にもお応えします!

エアコン掃除・クリーニング!分解の必要は?

エアコンを掃除していると、「もう少し奥まで掃除できたらいいのに…」とじれったく思ってしまいますよね。

しかしそもそも、エアコンを分解してまで内部を掃除する必要はあるのでしょうか?

実はエアコンは分解して掃除しなくても、綺麗な状態をキープすることは十分可能です。その理由は「エアコンの構造・仕組み」にあります。

エアコンの構造・仕組みについて

エアコンが送り出す風は、「元々室内にある空気」がもととなっています。

本体の上部から室内の空気を吸い込み、それが熱交換器を通過する中で空気が冷やされたり、温められたりします。

そして温度が変わった空気が本体下部の吹き出し口から送り出されるというのが、エアコンの仕組みです。

室外機を外に設置しているため、外の空気を部屋に取り込んでいると錯覚する方も多いようですが、エアコンはあくまで室内の空気を循環させているだけに過ぎません。

エアコンは、この「室内の空気の取り込み」の際に汚れるのです。

エアコンは分解しなくても綺麗を保てる

では空気の取り込み時に付着した汚れはどうすればよいのでしょうか?

基本的には、前面パネルを開け、フィルターや吹き出し口など手が届く範囲内を掃除すればOKです。

「それだと内部の汚れが取れない!」と思われるかもしれませんが、そもそもエアコンの内部はカバーやフィルターで覆われているので、基本的には汚れが入りづらい構造となっています。

しかしフィルターや吹き出し口の掃除を怠りホコリや汚れが堆積したまま放っておくと、エアコン運転時の振動時などに小さな隙間から内部へと侵入してしまうのです。

週1回もしくは2週に1回のペースでフィルターのホコリ取りや外装の拭き取りなどを行なっていれば、内部はそれほど汚れていないでしょう。

エアコン分解は自分でできる?業者に頼む?

とはいえ使用頻度が高いエアコンや長年使用しているエアコン、掃除を怠ってしまっているエアコンの場合、すでに汚れが内部まで入り込んでしまっている可能性が高いため、エアコンを分解して、洗浄・クリーニングする必要があります。

複雑な構造をしているエアコンの分解と掃除は、絶対に業者に頼むようにしましょう!

自分でエアコンを分解する際の3つのリスクについて解説します。

1.電装パーツの水濡れ

エアコンの内部には、基盤や温度センサー、アース線といった電装パーツが複雑に入り組んでいます。

エアコンの洗浄・クリーニングには水を使用しますが、基板や電気配線は濡れると故障してしまう恐れがあるため、電装パーツも全て取り外さなければならないのです。

ビニールやテープなどで養生するという方法もありますが、天井付近にあるエアコンの電気系統部を完璧に養生するのは、素人にとっては至難の技です。

2.汚れや水分が残るとカビの原因に

近年ホームセンターや量販店などで、家庭用のエアコン洗浄スプレーが販売されています。

しかし市販のスプレータイプでは汚れを綺麗に落とし切るのはほぼ不可能な上、内部に水分が残ってしまうと、カビの原因にもなってしまいます。

カビは悪臭の発生や、咳・アレルギーなどの健康被害にまで及ぶ恐れもあるのです。

3.無駄な出費がかかることも

養生グッズや、ドライバー、洗浄剤などを新たに購入することを考えると、専門業者に依頼した方が安心・安全な上、費用が安く済む場合もあります。

また専門業者に依頼した場合、業者によっては故障や破損などが起きた際の保証などもついていますが、自分で分解した場合メーカー保証なども受けられなくなるため、新たに買い替えたりと余計な出費がかかります。

よって、エアコンの分解クリーニングを行う場合は、費用対効果の面でもプロの業者に依頼した方が賢明です。

エアコンの分解クリーニングの頻度は?

エアコンは機種や使い方によって、汚れに大きな差がでます。

ということで、クリーニングの頻度・タイミングを検討する際に重要な3つのポイントをまとめました。

1.自動お掃除機能の有無

エアコンの分解クリーニングの目安は、一般的には「1年に1回」と言われています。

しかし近年よく耳にする「自動お掃除機能付き」のエアコンの場合、1年間だと内部はそれほど汚れないでしょう。

またお掃除機能非搭載でも、使用後のフィルター掃除をまめに行っていれば、1年半~2年に1回のペースで十分かもしれません。

その一方で、毎日長時間使用している場合や長年使用している場合は、年2回洗浄クリーニングした方が良いでしょう。

2.タイミングは春か秋がおすすめ

エアコンの分解クリーニングを行うタイミングとしては、春や秋といったエアコンの使用が落ち着いた時期が望ましいです。

ちなみに6~8月は1年で最もエアコンクリーニングの予約が混みあう時期なので、余程急いでいる時以外は避けた方が良いでしょう。

3.設置場所にも注意

エアコンの汚れ具合は、設置場所によっても大きく変わります。

たとえばダイニングやリビングなど、キッチン近くに設置したエアコンは、ホコリだけではなく油分による汚れが堆積してしまいがちです。

油のべたつきは接着剤のようになって、エアコンが吸い込んだホコリや小さなゴミを吸着してしまいます。

また油分はカビの餌にもなるため、カビの繁殖を進行させてしまうというリスクもあります。

専門業者は油分を分解できる洗浄剤を使用しているため、キッチン周りのエアコンはとくにプロへの依頼がおすすめです。

「1年に1回」を基準に、ご家庭のエアコンの使用頻度、設置場所を踏まえながら、クリーニングの時期を検討してみましょう。

エアコンの分解、洗浄クリーニング|まとめ

ということで今回は、エアコンの分解、洗浄クリーニングについてご説明いたしました。

エアコン内部には、基盤や配線等の電気系統が複雑に入り組んでいるため、ご家庭での分解・洗浄は難しいでしょう。

専門業者に依頼してのクリーニングは、1年に1回が目安となります。

しかし、まめに掃除を行なっていればクリーニングの回数はぐっと抑えられます。

自分で掃除できる範囲内で十分ですので、フィルターや吹き出し口の掃除を習慣づけるようにましょう!

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