エアコンの風が弱い!原因は室外機の故障?風量が不安定な時の対処法

エアコン内部

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「エアコンの風が弱い」「風が出なくなった」

主な原因として考えられるのが、エアコン本体と室外機の不具合です。

エアコンは何十種類ものパーツが複雑に絡み合っているため、故障箇所を見極めるのは簡単ではありませんが、実はちょっとした対処法を試すだけで風力が復活するケースもあるんです!

今回はそんなエアコンの風力低下の原因や対処法について詳しく解説します。

エアコンの不具合には風力低下以外のデメリットも

エアコンとリモコン

風量の低下はエアコンの不具合の1つのサインにしか過ぎないため、同時に他の異常も起こっていると考えるのが自然です。

具体的には3つのデメリットが挙げられます。

  • 冷暖房の効きが悪くなる
  • 無駄な電力消費・電気代の値上がり
  • カビの発生による悪臭

空気の循環がスムーズに行われなくなると、運転効率が下がって冷暖房の効きが悪くなります。

その結果、エアコンは「もっと冷やそう・もっと暖めよう」と余計に電力を消費するため、電気代も高くなります。

また、空気が滞ると湿気が溜まりやすくなるため、カビも繁殖しやすくなります。

カビは臭いだけでなく、咳・鼻水・目の痒みなどのアレルギー症状の原因にもなるため、放っておくのは危険です。

エアコンの風が弱い!考えられる原因は3つ

このように、エアコンの不具合には風が弱まる以外にも様々なデメリットが生じるため、できるだけ早い内に解決しましょう。

エアコンの風力低下やその他不具合の原因は、大きく分けて3つあります。

原因1.エアコン内部の汚れ

風力が弱まる原因として最も多いのが、エアコン内部に溜まったホコリやカビ等の汚れです。

エアコンフィルターやその下の熱交換器に汚れが溜まると、風の通り道が塞がれて風力が一気に弱まります。

機能が低下した状態でもエアコンは空気の吸い込み・吐き出しを続けようとするため、ホコリは溜まる一方に。

最終的に完全な目詰まりを起こしてしまい、風が全く出なくなるという悪循環に陥ります。

原因2.エアコン本体の故障・パーツの不具合

エアコン内部は、様々なパーツが複雑に設置されています。

この内どれか1つでも不具合を起こすと、エアコンは正常に機能しなくなります。

たとえば温度センサーが故障すると、室温が正しく計測できなくなって設定温度に達する前に送風を弱めてしまいます。

またエアコンファンが故障すると、風を作り出すことができなくなるので、送風は完全にストップします。

室温を計測→空気を冷やすor温める→風を作り出す→風を送り出す

フィルター掃除を定期的に行っているにも関わらず、風が弱まったり出なくなったりする場合、この一連の流れのどこかで異常が起きていると考えられます。

原因3.室外機の不具合

原因はエアコン本体だけとは限りません。

エアコンと室外機は配管で繋がっているため、室外機に異常が起こると、エアコンは正しく機能しなくなってしまいます。

室外機の周辺を確認し、排気を塞ぐものがあれば取り除きましょう。

周辺が塞がれていないのに室外機が止まってしまっている場合は、コンプレッサーやファンモーターのトラブル、ガス漏れといった原因が考えられます。

エアコンの風が弱い時の対処法

エアコン本体

ここからは、エアコンの風が弱い時に有効な対処法について説明します。

下記の3つの方法で、風力が正常に戻るだけでなく、冷暖房の効きが良くなったり、電気代が安くなったりと様々な効果が期待できるので、ぜひ試してみてださい!

フィルター掃除

エアコンの風が弱まったり、冷暖房の効きが悪くなったりした時は、まずフィルターをチェック!

びっしり溜まったホコリを取り除くだけでも、エアコンの機能は復活するはずです。

まずはフィルターを設置したまま掃除機で大まかなホコリを吸い込みます。

その後フィルターを外して、細かい所まで丁寧にホコリを落していきます。

落し切れなかった汚れには、水洗いも有効です。

水洗い後のフィルターは、陰干しして完全に乾かし切るようにしましょう。

少しでも水気が残っていると、カビの増殖の原因となります。

エアコンクリーニングを依頼

フィルター掃除しても風力が復活しない場合は、エアコンを分解して熱交換器のアルミフィンを洗浄しなければなりません。

ただしエアコンの分解は感電や故障といったリスクを伴うため、自分で行うのは危険です。

プロの業者に依頼して、エアコンクリーニング行いましょう。

最近はエアコンクリーニング用のスプレーも販売されていますが、市販のスプレーの噴射力ではしつこい汚れを落し切ることはできません。

仕上がりの違いはもちろんですが、養生の手間や故障のリスクを考えても、プロに依頼した方が確実です。

エアコンクリーニングの頻度の目安は、1年に1回です。

6~8月頃はエアコンクリーニングの需要が増え予約も取りづらくなるため、夏が近づく前に行っておきましょう。

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室外機の掃除・点検・修理

室外機に詰まった異物を取り除いたり排気の通り道を作たりするだけで、運転が正常に戻ることもあります。

室外機のファン部分に葉っぱやゴミが詰まっているようなら、割り箸などを使って取れる範囲で取り除きましょう。

足元の雑草を刈り取るなどして、空気の通り道を確保することも有効です。

また室外機は雨風にはつよいですが、排気口を塞ぐ雪には要注意!

積雪地域にお住まいの方は、雪除けカバーを設置するなどして、排気口に雪がかからないようにしてください。

それでも改善されなかった場合は、業者に点検・修理を依頼しましょう。

まとめ|エアコンの風が弱い原因と対処法

今回は、エアコンの風が弱い原因と対処法についてお届けしました。

風力の低下はエアコンに起こる不具合の1つに過ぎず、それ以外に深刻な問題を抱えている可能性は十分あります。

エアコン内部の汚れが原因の場合、いきなり風が出なくなるのではなく日に日に少しずつ弱くなっていくため、症状に気付くのは難しいかもしれません。

定期的なフィルター掃除+年に1回のエアコンクリーニング

によって、エアコンの運転効率をキープしておくことが重要です。

一方でいきなり風が出なくなった場合は、エアコン本体や室外機の故障の可能性が高いため、業者に点検・修理を依頼しましょう。

エアコンの風力低下にお悩みの方はぜひ参考にされてくださいね!

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