エアコンから「ポコポコ」と異音がする!これって故障?原因と対処法

エアコンから異音

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「エアコンから変な異音がする…」

「室外機の音が響いてうるさい!」

「もしかして故障?」と焦ったり、近隣からの苦情を心配してしまう方もいるのではないでしょうか。

今回はそんなエアコンや室外機の異音や騒音についてまとめてみました。

異音の原因や自宅で簡単にできる対処法についても詳しくご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

エアコンの異音を音別に分析

エアコン 音

エアコンの異音は何が原因で発生しているのでしょうか?

「ポコポコ」「カタカタ」「キュルキュル」「ミシミシ」…など、エアコンの異音の種類は複数あります。

そこで今回は、様々な異音を種類別に分析してみました。

異音の種類によっては、ご自身で簡単に解決できるものもあるため、この記事で原因を特定しましょう!

「ポコポコ」「ボコボコ」音

エアコンの本体から発せられる「ポコポコ」「ボコボコ」といった異音の原因は、ドレンホースという排水用ホースに入り込んだ空気です。

風が強い日や、室内で換気扇を回している時によく起こる異音なので、エアコンの異音と言えばこの音を思い出すという方も多いのではないでしょうか。

気密性に優れたマンションなどのお部屋は外部との空気の通り道が少ないため、外との気圧の差が開いてしまうと、外から空気が入り込んでしまうことがあるようです。

〇ポコポコ、ボコボコ異音の解消法

部屋の内外の気圧の差によって生じるこの異音は、窓などを開けて換気するだけで無くなります。

「窓を開けたら寒い…」という方には、ホースの端に取り付けるだけで異音を防止できる逆流防止弁がオススメです。

また、もし換気をしても異音が落ち着かない場合はドレンホースが詰まっている可能性があります。

どこかから水漏れしていたり、汚れが詰まっていたような時には無理に自分で解決しようとせず、業者などに相談してみてはどうでしょうか。

「カタカタ」「ガタガタ」音

「カタカタ」「ガタガタ」といった異音は、エアコンのフロントパネルや本体内部の部品がしっかりとはまっていない時に起こります。

フィルター掃除をしたら、異音がしたので「どこか壊してしまったのでは…?」と心配になったなんてことも。

〇カタカタ、ガタガタ異音の解消法

フロントパネルを開閉し、説明書などを見てしっかり正しい位置にはまっているか確認してから電源を入れ直しましょう。

エアコンは運転時に、わずかな振動を続けています。

フロントパネルやフィルター、ダストボックスが定位置に固定されていないと、その振動によってずれる度に「カタカタ」「ガタガタ」と鳴ってしまうわけです。

「前自分でフィルター掃除をした時の取り付けが間違っていた…」なんてこともあるので、1度確認してみてはいかがでしょうか。

「キュルキュル」「ヒュルヒュル」音

「キュルキュル」「ヒュルヒュル」という異音は、フィルターに詰まったホコリや汚れが原因の可能性があります。

それに加えて、中のファンモーターの故障なども考えられます。

部屋から吸い込む空気をろ過して綺麗にするという役割を持つエアコンフィルター。

当然使えば使うほどホコリなどが溜まっていき、掃除をしていないと目詰まりを起こしてしまうのです。

目が詰まったフィルターは、空気が通りにくくなって振動し異音を発するようになってしまいます。

加えて室内ファンモーターは、エアコン運転時にかなりのスピードで回転し続けているのですが、ファンにホコリなどが詰まって動きが悪くなってしまった場合、モーターが「キュルキュル」と苦しそうな音を発生させます。

〇キュルキュル、ヒュルヒュル異音の解消法

自宅で簡単にできるフィルターのお掃除法をご紹介します。

  1. フィルターの裏からシャワーなどで汚れを浮かせる。
  2. 表に集まった汚れを、掃除機やいらない布でまとめて除去。
  3. フィルターを完全に乾かしてからも元に戻す。

「どうせ風にあてるんだから!」とそのままフィルターを取り付ける方もいるようですが、カビの繁殖や故障の原因になってしまうため注意しましょう。

フィルター掃除をしても異音が解消されない場合は、室内ファンモーターの異常の可能性があります。

本格的な修理が必要場合、家庭での修理は難しいのでメーカーに問い合わせるか、賃貸の場合は大家さんなどに連絡を取り修理を頼みましょう。

「ミシッ」「ミシミシ」音

「ミシッ」「ミシミシ」という異音の原因は、エアコン内部の部品やパーツの収縮です。

暑い夏に一気に冷房で温度を下げようとしたり、真冬に暖房で温度を上げようとしたりすると、大きな寒暖差が生じます。

その寒暖差により、エアコン本体の素材であるプラスチックや内部の熱交換器が収縮・膨張するため、軋みが起きて異音がするというわけです。

寒暖差はエアコンの電源を切った後も生じるため、運転していない時にも鳴ることがありますが、故障ではないため心配は無用です。

しかしこの軋む音があまりに頻繁に鳴る場合は、寒暖差以外の原因も考えられます。

音の大きさや頻度が気になる際は、早めにメーカーや専門家に問い合わせましょう。

エアコン本体ではなく室外機からの異音

室外機 異音

異音はエアコンの本体だけではなく、屋外に設置されている室外機から発生することもあります。

大きめの振動音や何かが擦れるような音が聞こえるため、マンションなどに住まれている方は苦情が来ないか気になるはずです。

室外機から騒音がする原因にはどのようなものがあるのでしょうか、ご紹介します。

室外機の騒音

室外機から発生する騒音には、次のような種類が挙げられます。

ベストな対処法と一緒にご紹介!

1.大きな振動音

室外機は内部に大型のファンを搭載しているため、常に振動しています。

その揺れを抑えるために普段は足が地面に固定されていますが、それが経年劣化によって緩んでいき揺れるようになってしまうのです。

そうすると、室外機が定位置からずれて壁などと接触するようになり、故障の原因となるのでぜひご自身の室外機の様子を確認してみてください!

2.室外機の中から異音がする

「室外機の奥の方から変な音がする…」というような経験はありませんか?

そのような室外機の内部では、外から吸い込まれた枯れ葉やゴミがパーツに挟まり動作が邪魔されている可能性があります。

空気を取り込むために通常以上の電力を使わなければならない上に、部品が振動してしまっているため極めて故障する危険性が高いです。

室外機の裏側をライトで照らしてみたり、ファンの様子を定期的に確認することが重要です。

室外機の騒音対処法

それでは、室外機の音を抑えるためにはどのような手段を取るべきなんでしょうか。

ご自宅でも簡単にできる方法をご紹介します!

1.耐震マットを設置する

室外機の振動を抑えるために、防振ができるマットが売られているのをご存知ですか?

このように、設置するだけで効果はてきめん!

最近ではどこでも入手でき、1,000円ほどで入手することが可能です。

ただ、1人での作業は危険なため必ず複数人で作業を行うようにしましょう。

2.フィンの掃除

室外機の背面や側面には、フィンと呼ばれる薄い金属板が設置されています。

フィンは熱の交換を行うために設置されており、ここが詰まってしまうと動作効率が低下して騒音の原因となります。

ゴミが溜まっている場合は、掃除機やホウキで優しく丁寧に掃除してあげてましょう。

ただこのパーツは非常に壊れやすく、大きく変形させてしまうと故障に直結してしまうため気を付けるようにしてください。

それでも異音が直らなかったら?

異音 直らない

上記のような対策を行ったにもかかわらず、異音や騒音が直らなかった場合はどうすればいいのでしょうか。

「今すぐ音を無くしたい!」という方にオススメな方法をご案内します!

クリーニング業者に依頼する

異音の原因となっている内部に入り込んだ汚れを、素人が取り除くのは非常に困難です。

「クリーニング代を節約したい」と思って自分で分解清掃しようとしている方は、故障のリスクがあるので絶対に止めましょう。

〇プロに依頼するメリット

プロに依頼する利点には次のような物が挙げられます。

  • 経験豊富なプロの技術で端から端まで綺麗に
  • 故障のリスクが低くなる
  • 数年の間は簡単なお掃除で綺麗を維持できる

異音や騒音の原因も、プロの目にかかれば即座に特定することができます。

もし、自分で対処しようとして手をこまねいている方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

業者によってはオプションで即日で対処してもらえる業者などもあるため、相見積もりしながら自分に合う業者を探してみてはいかがでしょうか。

まとめ|エアコンや室外機から異音がする原因と対処法

ということで今回は、「エアコンの異音の原因と対処法」についてお届けしました。

「ポコポコ」「ミシミシ」といった音は、天候や住環境によるものが大きいため、あまり心配する必要はありません。

また、フィルターやファンの掃除をすることで、異音が解消されることもあります。

定期的に掃除しているにも関わらず、異音が改善されなかったり悪化してきた場合は、専門業者に依頼しましょう。

自宅でのエアコン掃除には限界があるため、自己判断せず、プロに見てもらった方が安心です。

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