冷蔵庫の製氷機掃除方法を徹底解説!カビ・臭いの原因は?

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最近の一般的な冷蔵庫には必ずと言っていいほど備え付けてある自動製氷機ですが、きれいな氷が出来ているようように見えて、掃除をしていないと実はとっても汚れています。
また、最近なんだか氷に臭いが付いていたり氷を入れて飲んだ水がおいしくないなと感じた場合、それは製氷機の汚れやカビが原因かもしれません。氷の汚れは意外と分かりにくいので、定期的な掃除が必要です。
そんな自動製氷機の掃除の方法や、カビ・臭いなどの原因を徹底解説します!

冷蔵庫の自動製氷機の仕組み

そもそも冷蔵庫の製氷機はどんな作りになっているのでしょうか?
製氷機の仕組みを知り掃除を効率よく行いましょう。

給水タンク

まずは給水タンクです。給水タンクはその名の通り、氷の元となる水を溜める場所です。
写真のように分解する前は、給水タンクに部品がたくさん付いていて複雑そうに見えますが実際は意外とシンプルな造りになっていて取り外しも簡単です。

フィルター付きの蓋

給水タンクの上にカパッとはめてある部品がフィルター付きの蓋です。
この蓋には浄水フィルターが付いていて、水を固める前にこのフィルターを通ってきれいにしてから氷が作られます。大体の場合フィルターは取り外しが可能なので、取り外してきれいに掃除しましょう。

製氷皿

製氷皿は水から氷を作る際に固める容器で、自動製氷機が付いていない冷蔵庫でもこの製氷皿はほとんどの冷凍庫に入っていると思います。ここもきれいにしておかないとカビの原因になりますので、定期的に洗いましょう。

貯氷ケース

貯氷ケースは出来上がった氷を溜めておく場所で、私たちは氷を使う際にここから氷を取り出します。氷を溜めておくケースなので、カビの発生を防ぎ清潔に保ちましょう。
貯氷ケースは3ヶ月に1度を目安にお手入れすると良いです。

製氷機のパーツ別掃除方法

それではさっそく製氷機の掃除方法をパーツ別に見ていきましょう。
また、製氷機の掃除に取り掛かる前に自動製氷のスイッチを切っておくようにしましょう。

給水タンク掃除方法

貯水タンクは基本的に水洗いで掃除します。週に1回程度の洗浄を推奨していますが、そのくらいの頻度できちんと掃除をしていれば水洗いでも簡単に汚れを落とすことができます。
汚れが目立つ場合はスポンジに中性洗剤をつけてこすり、きれいに水洗いしましょう。

フィルター付きの蓋掃除方法

フィルター部分と蓋を分解しそれぞれ水洗いしますが、分解の仕方はメーカーによって違うので、説明書に従って行います。こちらも給水タンク同様、汚れが目立つ場合はスポンジに中性洗剤をつけてこすり、きれいに水洗いしましょう。
もしカビなどがついていた場合は、フィルター部分だけ新しいものに買い替えることをおすすめします。

製氷皿掃除方法

製氷皿は中の氷を取り出し水洗いします。氷が固まってくっついてしまっている場合は溶けてから洗うようにしましょう。
製氷皿はスポンジでこすって傷が付いてしまった場合そこから雑菌が入る恐れがあるため、スポンジは使わず手でこすり洗いをしてください。

貯氷ケース掃除方法

貯氷ケースは出来た氷を保管しておく場所なので汚れはあまりないように感じますが、ドアの開け閉めによって外のほこりが入り込んでいます。貯氷ケースはメーカーによりますがそのまま取り出すことが出来る場合、氷を別の場所に移し貯氷ケースを取り出し水洗いします。
取り出せない場合、きれいに水ぶきをし汚れを拭き取ります。

クエン酸を使った掃除術

製氷機の掃除に大活躍するのが「クエン酸」で、汚れがひどい場合はこのクエン酸を使います。
クエン酸は食品にも使われる天然成分で出来ている成分なので口に入っても安全なので、製氷機の掃除にも安心して使えます。

給水タンク・製氷皿をまとめて掃除術

用意しておくもの

  • クエン酸
  • 食紅

やり方

①給水タンクに水300+クエン酸大さじ1を入れる
②食紅をたらす
③いつも通り給水タンクをセットする
④作られた氷がピンク色に染まっているか確認
⑤再度給水タンクに水道水を入れ氷を作る

食紅を入れることでクエン酸が氷につかなくなったのを一目で見分けることができるのでとても便利です。水道水を入れ氷を作る作業を2~3回繰り返し、氷に色がつかなくなったら完了です。

クエン酸漬け置き術

用意しておくもの

  • クエン酸
  • つけ置き用の桶

※部品によってはクエン酸を使用出来ないものもあるので事前に確認しましょう。

やり方

①桶に水500mlに対しクエン酸大さじ1を入れて混ぜる
②給水タンク・蓋・フィルター・製氷皿・貯氷ケースを全て入れる
③1~2時間放置する
④入れた部品を全て水できれいに洗い流す
⑤細かい部分の汚れには、細く柔らかいスポンジでやさしくこする
⑥全て完全に乾かし元に戻す

以上のやり方でクエン酸を使いつけ置きすることで水垢掃除や除菌効果もあるので、すっきり掃除することができます。3か月に一度くらいの頻度で、クエン酸のつけ置きをおすすめします。

カビや臭いの原因

冷蔵庫や冷凍庫・製氷機にカビが生えてしまう原因は何でしょうか?
温度が低い冷蔵庫や冷凍庫ですが、風通しが悪く湿度も高いことや容器から垂れてしまった汁などをそのまま放っておくとがカビが繁殖してしまう原因になりす。また、冷蔵庫から臭いが移り氷が臭くなってしまう場合もあります。

臭いの原因は、食材の腐食やこぼれた食べ物の汁や調味料が放置されると発生し、カビそのものも臭いの原因となります。

カビや臭いの対策

冷蔵庫や冷凍庫にカビや臭いが付いてしまった場合は、まずは掃除が一番です。取り外せるものは全て外し、冷凍庫だけでなく冷蔵庫も一緒に掃除してしまうことが望ましいです。
冷蔵庫に保存してある生魚やキムチ、ニンニクなどの食材同士が混ざりあって異臭を放つ場合もありますので、臭いのきつい食材は真空パックや密封容器に入れて保存するようにしましょう。

まとめ

製氷機は意外と目立たない汚れがつきやすい場所です。においがしなかったり見た目はきれいでも、定期的にしっかり掃除することをおすすめします。

製氷機をきれいに保つポイント

・クエン酸と食紅を使って、給水タンク・製氷皿・管まできれいに
・クエン酸のつけおき置きで簡単まとめてお掃除
・冷蔵庫の食材が腐ってしまった場合はすぐ処分
・食べ物のこぼれた汁や調味料はすぐに拭き取る

また、おいしい氷を作るには、給水タンクに入れる水はミネラルウォーターや浄水器の水は使わず必ず水道水にしましょう。そして氷をあまり使わない冬場などは定期的に氷を入れ替えるか自動製氷機を停止しておきましょう。

製氷機はなかなか洗う機会がないかもしれませんが、今回紹介したクエン酸を使った掃除方法を実践して冷蔵庫の製氷機をきれいに掃除し、清潔な氷を作りましょう!

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