エアコンランプの点滅は故障の合図?タイプ別診断と解除方法も紹介

エアコン運転中やタイマー設定中に、エアコン本体のランプがチカチカ点滅することがあります。

ほとんどのエアコンには運転ランプとタイマーランプが付いていますが、そのどちらが点滅しているかによって、故障や異常の原因は異なります。

今回はそんなエアコンランプが点滅する原因についてまとめました。

点滅の原因や解除方法を、7社メーカー別に解説していきますので、ぜひ参考にされてください。

エアコンランプが点滅!故障?一時的な不具合?

”エアコンランプ"

エアコンの電源を入れると、運転ランプが点灯してファンやルーバーが動き出します。

しかし、まれにランプが一定の間隔で点滅したり、通常時と違う色に点灯したりすることがあります。

リモコン操作のミスや一時的な不具合を疑って、まずは電源を入れ直して様子を見るという方が多いと思いますが、すぐに解消されない場合は、本体か室外機が故障してしまっているのかもしれません。

運転ランプの点滅の原因

メーカーや機種によってエアコンランプの数・種類は異なりますが、運転(電源)ランプとタイマーランプは、どんなエアコンにも共通して搭載されています。

そしてそのどちらが点滅しているかで、故障や異常の原因をある程度推測することができます。

まずは、運転ランプの点滅から考えられる原因について見ていきましょう。

フロントカバー・フィルター・ルーバーの設置異常

エアコン掃除直後の運転時に点滅が見られたときは、本体のパーツが正常に設置していない可能性が高いです。

フロントカバーがしっかりはまっていなかったり、フィルターやルーバーがずれていたりしていないか確認してみましょう。

電源を切って一旦パーツを付け直し、再度電源を入れるとすぐに解消されるはずです。

フィルター掃除の合図

フィルターに溜まった汚れが原因で、運転ランプが点滅することがあります。

エアコンは室内の空気を取り込んで空気を循環させているのですが、フィルターにほこりが溜まって目詰まりを起こすと空気の循環ストップするため、エアコンが機能しなくなってしまうのです。

エアコンのほこりは故障以外にも、ハウスダストによるアレルギー症状や呼吸器疾患といったリスクをもたらします。

日頃から定期的なフィルター掃除を心掛けるようにしましょう。

内部クリーン運転中

ここ数年で運転ランプ・タイマーランプと別に、内部クリーンランプが付いているエアコンが増えてきましたが、一部運転ランプが点滅する仕様になっている製品もあります。

内部クリーン機能にはエアコン内部を乾燥させる役割があり、主に冷房や除湿モードの後に自動運転する仕組みとなっています。

そのためエアコンの電源を切ってから点滅しはじめた場合は、内部クリーン運転中である可能性が高いです。

故障を疑う前に、取扱説明書を確認しましょう。

霜取り(除霜・デフロスト)運転中

寒い日に暖房を使おうと電源を入れたのに、「全然暖まらない」「本体が動かない!」ということはありませんか?

これは霜取り運転の作動によって、暖房運転が一時的に使えなくなっている状態です。

急激な気温低下によって室外機に霜が発生すると、熱交換がうまく機能しなくなります。

それを解消するのが、霜取り運転です。

霜取り運転は、除霜運転・デフロスト運転とも呼ばれ、これが機能している間運転ランプが点滅する製品が一部あるようです。

内部クリーン機能と同様、故障を疑う前に取扱説明書を確認してください。

タイマーランプの点滅の原因

続いては、タイマーランプが点滅する原因について見ていきましょう。

タイマーランプの点滅は、すでに故障・不具合が起きてしまっている可能性がかなり高いです。

放っておくと、故障範囲がどんどん広がっていってしまうので、異常に気付いたらすぐに対処することが重要です。

最大の原因は冷媒の漏れ

故障障の原因として最も可能性が高いのが、冷媒の漏れです。

エアコンの内部には、空気中の熱を循環させる役割をもつ冷媒と呼ばれるガスが入っています。

この冷媒が本体と室外機の間をグルグルと回り続けることで、室内にこもった熱を外に放出したり、外の熱を室内に取り込んだりすることができるのです。

しかし、何かしらの不具合が起きて冷媒が外に漏れ出すと、排熱はストップ。

人間の身体でいう心臓にあたると言われているコンプレッサーが機能しなくなり、冷暖房が全く効かないという状態になります。

冷媒漏れ以外の原因

コンプレッサーの異常は、長期間の使用による経年劣化やゴミの詰まりによっても起こります。

とくに10年以上経ったエアコンは要注意です。

ランプの点滅に加え、室外機からカタカタ、カチカチといった異音がする場合は、コンプレッサーの故障の可能性を疑った方がよいでしょう。

エアコンランプ点滅は故障の合図?メーカー別に解説!

エアコンのリモコン

さてここからは、エアコンランプが点滅した場合の対処法・解除方法について説明したいと思います。

ダイキン・三菱・富士通・パナソニック・日立・シャープ・東芝

各社の主要エアコンではどんな合図が見られるのでしょうか?点滅を解除する方法はあるのでしょうか?

メーカー別に詳しく解説します。

1.ダイキンの場合|点滅の原因と解除方法

運転ランプの点滅が見られたら、一旦運転を停止して電源プラグを抜きます。

1分程経ったら電源を入れ直し、ランプが正常に点灯するか確認してください。

再び点滅した場合は、故障・不具合の可能性が高いです。

この時リモコンにエラーコードが表示されていることがあるので、控えておいてください。

修理依頼がスムーズに進みます。

2.三菱の場合|点滅の原因と解除方法

機種にもよりますが、ルーバー(フラップ)の設置異常でランプが点滅することがあります。

エアコンの運転を一旦停止して、ルーバーがしっかりはまっているか確認してください。

ルーバーに問題がなければ、次に室外機の不具合をチェックしましょう。

室外機周辺に雪が積もっていたり、吹き出し口が障害物で塞がれていたりすると、運転が止まりランプが点滅します。

ルーバーと室外機に異常がなければ、エアコン本体の電源プラグを抜いて1分ほど経ったら再び電源を入れ直してみてください。

点滅が解消されなければ、故障の可能性が高いです。

点検・修理を依頼しましょう。

3.富士通の場合|点滅の原因と解除方法

富士通のエアコンは、ランプの点滅間隔や色によって原因を推測できる場合があります。

どのランプがどれくらいのスピードで点滅しているかなど点滅の仕方が掴めたら、取扱説明書で該当の症状を確認してください。

また、10秒に1回というかなりスローペースな点滅が見られる製品もあります。

これは霜取り機能や内部クリーン運転中という合図なので、故障の可能性は低いでしょう。

モニター付きエアコンには、エラー内容が表示される場合があるので、ランプ点滅時はモニター表示部もあわせて確認しておくと、点検・修理依頼がスムーズに進みます。

4.パナソニックの場合|点滅の原因と解除方法

パナソニックのエアコンは、霜取り運転中に運転ランプが点滅します。

暖房をつけたのにルーバーが開いたまま&暖かい空気が出ないという時は、霜取り運転である可能性が高いので、故障の心配はいりません。

ただし12分以上経っても運転ランプの点滅が解消されない場合や、タイマーランプの方が点滅している場合は不具合を起こしていることも考えられます。

取扱説明書を確認してください。

5.日立の場合|点滅の原因と解除方法

日立のエアコンは、霜取り運転時と、予熱運転時(暖房運転開始維持)に運転ランプが点滅します。

どちらも数分~20分ほどで自動で止まるので、解除する必要はありません。

一方、タイマーランプが点滅している時は要注意!

エアコン本体や室外機が故障・不具合を起こしている可能性が高いです。

電源プラグを抜いて1分後に再度電源を入れなおしてください。

それでも改善されないようであれば、エアコンの使用を一旦止めて、点検・修理を依頼しましょう。

また機種によっては下記のランプが搭載されているものもあります。

  • 洗浄ランプ
  • クリーンランプ
  • 除湿ランプ/みはりランプ
  • ミストランプ/ミスト空清ランプ
  • 遠隔ランプ

各ランプで点滅が見られる場合は、取扱説明書を確認してください。

ちなみに、日立の人気シリーズ・白くまくんには、音声おしえて機能が搭載されています。

リモコンの「音声おしえて」ボタンを押すことで、原因を突き止められることがありますよ。

6.シャープの場合|点滅の原因と解除方法

エアコンや室外機に異常がある場合、運転ランプやタイマーランプ、またはその両方に点滅が見られます。

電源プラグを抜いて1分後に再度電源を入れ直してみましょう。

改善が見られなければエアコンの使用を一旦止めて、点検・修理を依頼しましょう。

その際、機種によってはリモコンの「お知らせボタン」からエラー情報が確認できる場合があります。

確認方法は下記の通りです。

  • リモコンをエアコン本体に向けてお知らせボタンを押す
  • リモコンを向けたままの状態で数秒間待つ
  • エラーコードが数字で表示される

事前にエラーコードを把握しておくと、修理依頼がスムーズに進みます。

7.東芝の場合|点滅の原因と解除方法

運転ランプ、タイマーランプが点滅する場合、誤作動の可能性があります。

電源プラグを抜いて30秒程経ったら、電源を入れ直してみてください。

再度点滅するようなら、点検・修理が必要です。

機種によっては、セーブランプ、空清ランプ、予熱ランプ等が搭載されている場合がありますが、これらの点滅も電源の入れ直しで解消されることがあります。

またお掃除ランプの点滅は、フィルターの設置異常の可能性があります。

一旦運転をとめて、フィルターを付け直してみましょう。

エアコンランプが点滅した時の対処法をおさらい

エアコンランプ

エアコンには、運転ランプとタイマーランプがあります。

運転ランプは、霜取り機能や内部クリーン機能の運転中に点滅する仕様になっているというケースもめずらしくありません。

一方、タイマーランプの点滅は故障の可能性が高くなります。

どちらが点滅した場合も、電源を入れ直して、点滅が解消されるか様子を見るのが基本的な対処法です。

その際必ず取扱説明書に記載に従って行ってください。

メーカーによっては、エアコン本体やリモコンの液晶にエラーコードやメッセージが表示される製品もあります。

具体的な症状がわかると、修理にかかる費用や時間の目安を教えてもらえるかもしれません。

修理依頼の際は、事前に控えておいたエラーコードを伝えることを忘れずに!

定期的な掃除とエアコンクリーニングが大事

エアコンクリーニング

エアコンの故障や不具合を予防するためには、定期的なエアコン掃除が非常に重要です。

エアコン掃除には手が届くフィルターや吹出口の掃除と、エアコンを分解して行う内部の洗浄掃除(=エアコンクリーニング)があります。

エアコンの分解には専門的な知識と経験が必要です。

無理に分解しようとすると、感電や漏電事故を引き起こしてしまうので、内部の掃除は必ずプロの業者に依頼しましょう。

自分での掃除とプロによるエアコンクリーニング、この両方を定期的に行うことで、エアコンの寿命は大きく延ばせます。

また冷暖房の運転効率アップや電気代の節約等のメリットにもつながりますよ♪

フィルター・吹出口・室外機の掃除頻度

掃除箇所 頻度の目安
フィルター掃除 1ヵ月に1~2回
ルーバー・吹出口の掃除 1ヵ月に1回
室外機の掃除 1年に1回

汚れの溜まり方は、エアコンの性能や使用環境、使用頻度によって大きく変わるため、あくまで目安として考えてください。

新しいエアコンや数日に1度しか使用していないエアコンでもホコリは溜まっていくため、できれば1ヵ月に1回はフィルター掃除をすることをおすすめします。

また古いエアコンや毎日何時間も使用しているエアコンは、2週間に1回でも不十分な場合があります。

エアコンから異臭・悪臭を感じた時には、すでにカビの繁殖が進んでいる可能性が高いため、すぐにフィルターやルーバー、吹き出し口を掃除してください。

また意外と見落としがちな室外機の掃除も1年に1回は行いましょう

ゴミや異物が詰まると、故障の原因になります。

エアコンクリーニングの頻度の目安

一方、エアコンクリーニングの頻度は、1年に1回が目安です。

エアコンの使用が落ち着く春・秋に行うと、夏場・冬場には冷暖房を快適に使えますよ♪

とくに6月~8月頃はエアコンクリーニングの需要が高まって予約が取りづらくなるので、緊急時以外は避けた方がよいでしょう。

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まとめ|エアコンランプが点滅する原因と解除方法

エアコンランプの点滅は、一時的な誤作動によっても起こりますが、故障や不具合のサインである可能性も考えられます。

電源を入れ直しても点滅が解消されない場合は、すぐに使用を止めて、購入店やメーカーに連絡しましょう。

メーカー別の点滅原因や対処法についてもご紹介しましたが、メーカーが同じでも製品によっては当てはまらないこともあるので、取扱説明書も必ず確認してくださいね。

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