家の大掃除で大切なのは掃除の仕方だけではありません。必要なものをあらかじめ揃えておくことで、計画的に効率よく掃除を進められるようになります。
今回は大掃除には必須の定番の掃除用具から、あると役立つ掃除道具までたくさんご紹介していきます。
ぜひ大掃除の準備をするときの参考にしてみてください。
大掃除は必要なものの準備から!
大掃除をテキパキ終わらせるためには、必要なものをリストアップしてしっかりと準備しておくことが大切です。
いざ掃除を始めたは良いものの、道具が無いから一旦中断なんてことになったのでは想定していた時間内に終わらなくなってしまうかもしれません。
また、普段は掃除しないような部屋や場所も大掃除では手をつけることでしょう。そんな時、いつもとちょっと違った道具があると掃除がラクに進むかもしれません。
大変な掃除をラクに進めるためにも、道具の準備は欠かさず行いましょう。
大掃除で必要なものは?
まずは、大掃除には必須のアイテムから見ていきましょう。
普段の部屋の掃除でも使うようなものが多いので特別用意する必要は無いかもしれませんが、万が一無いと困るものばかりです。
念の為確認しておきましょう。
必要なもの①マスク・エプロン
普段からお部屋を綺麗にしているつもりでも、大掃除の時は想像以上のホコリが出てきますよね。
そうしたホコリや汚れから身体を守るためにも、マスクやエプロンといったアイテムは欠かせません。
特にホコリを吸い込むのは健康に悪いので、必ず用意するようにしましょう。
他には頭にホコリを被らないようにするためのバンダナなどもあると良いでしょう。
必要なもの②ゴム手袋・軍手
大掃除ではかなり汚い場所を掃除することも多いので、軍手があると便利です。
汚れから手を守ってくれるだけでなくケガ防止にも役立つので、常備しておくと良いでしょう。
また、頻繁に水を使うことになるのでゴム手袋の方が良い場合もあります。
強力な洗剤も使うことがあるかもしれませんので、特に肌が弱い方などは必ず使うようにしてください。
必要なもの③雑巾・古布・新聞紙
やはり掃除と言ったら雑巾は欠かせません。普通のご家庭なら数枚は常備しているかと思いますが、追加で数枚用意しておくと安心です。
更に、汚れのひどい場所を掃除するために使い捨て用の古布があると便利です。着られなくなった服などなんでも良いので、捨てても良い布を集めておきましょう。
他には新聞紙もおすすめです。新聞紙は窓などを拭くときに役立つほか、汚れた物を置いておく時など色々な場面で役立ちます。
必要なもの④掃除機
雑巾などの力では限界があるので、使える場面ではできるだけ掃除機を活用していきましょう。
ノズルを変えれば細かい場所にも使えるようになるので、意外と色々な場所で使えます。
とりあえず最初に掃除機を使っておくだけで粗方の汚れやホコリは除去できるかと思います。
必要なもの⑤バケツ
大量の水を使う大掃除では、大きめのバケツがあると便利です。
何度も雑巾を洗いに戻る手間が省けるので、バケツがあるのと無いのでは掃除のしやすさが大違いです。
必要なもの⑥スポンジ
水回りを中心に、汚れを落とすためにはスポンジが効果的です。
形が柔軟に変わることを活かして、窓枠の掃除などにはもってこいです。
また、あらかじめ切り込みを入れておくとサッシの凹凸にフィットして効率的に汚れを取ることができるようになります。
必要なもの⑦歯ブラシ
細かくて手が届きにくい部分には使い古しの歯ブラシが役立ちます。
洗面台や台所、サッシのような溝の掃除、トイレなどの細かい部分の汚れを落とすなら歯ブラシが一番ラクでしょう。
使いすぎて毛先が広がってしまっている場合は、ハサミで先端をカットしてあげると使いやすくなります。
必要なもの⑧竹串
竹串があれば、歯ブラシでも届かない細い溝の掃除もラクにできるようになります。
特にフローリングの溝は汚れが溜まりがちなので、竹串で掻き出して綺麗にしましょう。
竹串は他にも色々な場所に使え、指や雑巾の届かない隅の掃除にはもってこいです。
大掃除で用意すべき洗剤は?
洗剤はアルカリ性・酸性の2種類がありますが、これらは汚れの種類によって使い分けましょう。
基本的にアルカリ性の汚れには酸性の洗剤を、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を使うとキレイに汚れが落ちてくれます。
この特性さえ意識していればほとんどの汚れは簡単に落とすことができますので、ぜひ参考にしてみてください。
アルカリ性のおすすめ洗剤
アルカリ性の洗剤の代表例は重曹です。
油汚れや皮脂汚れなど酸性の汚れを落とすときには重宝することでしょう。重曹自体は体への害もないので安心して使うことができます。
更に、重曹に炭酸ナトリウムを加えて更にアルカリ性を強くしたセスキ炭酸ソーダというものもあります。
重曹だけではなかなか落ちない汚れも、セスキ炭酸ソーダなら落とすことができるかもしれません。
もしセスキ炭酸ソーダが無くても、重曹を加熱することでアルカリ性を高めて洗浄力をアップすることができます。
セスキ炭酸ソーダや加熱した重曹はアルカリ性が強いため、肌が弱い方だと手荒れする可能性があるということだけ注意してください。
酸性のおすすめ洗剤
水アカや石鹸カスなどはアルカリ性の汚れなので、酸性の洗剤を使うと簡単に落とすことができます。
酸性の洗剤としてはクエン酸がおすすめで、重曹同様安全な物質なのでお子さんと一緒に使う時も安心です。
トイレの黄ばみなどもクエン酸で落とすことができ、重曹・セスキ炭酸と合わせれば大半の汚れを落とすことができるかと思います。
ただし、酸性の洗剤は塩素系の洗剤と混ぜてしまうと身体に有害な塩素ガスが発生してしまうため注意が必要です。
塩素系の洗剤には「混ぜるな危険」と書いてありますので、使用する先には洗剤の表記を一度確認してみてください。
大掃除で必要なものまとめ
今回は家の大掃除で必要なものをご紹介しました。
掃除では当たり前に使うものも多かったですが、だからこそ準備を忘れてしまうと大掃除のときに困ります。
効率的に部屋の掃除をして予定の時間内に終わらせるためにも、道具の準備は怠らないことが肝心です。
また、洗剤はアルカリ性と酸性の2種類があればだいたいの汚れは落とすことができます。
今回ご紹介したものを参考に、大掃除の準備を進めてみてはいかがでしょうか。
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